
ラトニック商務長官「トランプが利益の90%を管理する」「日本は関税の見返りに5500億ドルの公的ファンドを設置した」

ラトニック商務長官:アメリカが利益の90%を得る。日本は関税を下げる見返りとしてこのファンドを設けた
ラトニック:「日本は我々に5500億ドル、韓国は3500億ドルをくれた。それがドナルド・トランプが管理する国家安全保障および経済基金への9000億ドルだ…ドナルド・トランプに9000億ドルを与えたときの『ドリル・ベイビー・ドリル』はこれまでに見たことのないものになるよ。これぞ本当の『ドリル・ベイビー・ドリル』だ。」

FOX:この仕組みについて、少し説明してもらえますか?
ラトニック商務長官:もちろんです。4つの「バケツ(要素)」があると思ってください。まず1つ目は「市場の開放」です。大統領は世界中の市場を叩き壊して開いています。
これは成長を意味します。ついに我々の牧場主、漁業者、農家、起業家、企業たちが、ヨーロッパや韓国といった国々に製品を販売できるようになる。やっと市場が開いたんです。これはとてつもない成長です。次に2つ目は、関税による膨大な収入です。これによって財政赤字が削減されます。これは非常に良いことです。
3つ目と4つ目は、2種類の投資です。1つは古典的な「外国直接投資」です。つまり外国企業がアメリカに投資するということです。例えば、フォルクスワーゲン(VW)は、「今までやってなかったけど、アメリカでアウディやVW車を作るために230億ドルを投資する」と言いました。

つまり、アメリカで工場を建てて拡大するということです。そしてもう1つは、MetaやAppleのようなアメリカ企業による投資です。彼らも5000億ドルを投資しています。アメリカで1兆ドル超の工場建設が進行中で、これがアメリカの力をさらに強化します。
そして最後の要素、これが私の人生で最もクールなプロジェクトかもしれませんが…日本が私たちに5500億ドルを提供しました。韓国は3500億ドルを提供しました。
合計で9000億ドルが、「国家安全保障と経済のパートナーファンド」のようなものに入ります。これはドナルド・トランプが管理します。アメリカが利益の90%を得て、彼ら(日韓)は関税を下げる見返りとしてこのファンドを設けたのです。

つまり、トランプが「アラスカのパイプラインに資金を出そう」「原発を建てよう」「アメリカで造船しよう」と決断できる。実際にアメリカで造船が始まるでしょう。アメリカで半導体を作り、エネルギーを供給し、電力を確保します。
9000億ドルをトランプに渡せば、「ドリル・ベイビー・ドリル(どんどん掘れ)」なんて比じゃないですよ。
今度こそ本当の「ドリル・ベイビー・ドリル」です。
FOX:それは…新しい展開ですね。全部が新しいですね。これはスムート・ホーリー関税法(1930年代)とはまったく関係ありませんね。グローバリズムとも違います。私は毎晩のようにこの点を強調してますけど、ハワードさん、あなたの話がさらにその信頼性を高めてますね。