あなたがこの大地のうえで暮らしていて、

この大地で眠っている祖先をもっているなら、

あなたはこの大地のネイティブであると言ってもいいだろう。

ネイティブであるかないかには、

肌の色はまったく関係ない。

わたしは人間を

人種で差別するようには育てられてはいない。

われわれはみな、グレイト・スピリットの庭に咲く花なのであると、

わたしは教えられた。

われわれは同じ根っこをわけあっていると。

その根とは、母なる大地のことなのだ。

その庭が美しいのは、さまざまな色があるからだ。

そしてそれぞれの色は、

さまざまに異なる伝統や文化的な背景をあらわしている。

 

オー・シンナ(アメリカ先住民)

北山耕平訳 北山耕平さんのホームページ「Whole Life Catalog」より引用

アメリカ先住民・オー・シンナさんの言葉です。

インディアンたちは白人入植初期において、彼らを決して否定はしませんでした。相手が心から信じているものに対しても深い尊敬の態度を示し、他の宗教や異文化に対して実に寛大な心で接してきたのです。この背景にはどんなに姿形が異なろうとも同じ大地に立ち、その根っこはひとつに繋がっていると理解していたからです。

今の私たちの世界は、これはわたしのものだと領土を奪い合い、できればそれを拡大していきたいと考えるような傾向がありますが、実際のところ、今住んでいる土地も、ここに生きるあらゆる生命も、自然界のすべては神のものであり、神が無償で住まわせてくださっているものです。

ですから、かつて白人たちがアメリカ先住民の人々を侵略したり、日本においてもアイヌ民族と言われる方々を阻害したり、中国においてもウイグル自治区の方々を迫害するようなことはあってはなりません。

今ここに行かされたいることに感謝を覚えつつ、互いに愛し合うこと、共生という生き方こそが、神が私たちに求めている在り方であるということが出来ます。